
ラファのサプライチェーンにおける現代の奴隷制と透明性に関する声明
この声明は、イギリスの現代奴隷法2015、オーストラリアの連邦現代奴隷法2018、およびカリフォルニアのサプライチェーンの透明性に関する法律2012に従って公開されています。2023年1月31日までの会計年度中、Rapha Racing Ltd.(ラファ)は、現代における奴隷労働やヒューマン・トラフィッキング(人身取引)を当事業上はもちろん、サプライチェーン(供給元)からも根絶する取り組みを開始いたしました。これは6回目のレポートであり、2023年7月24日にダニエル・ブルミア氏、フランソワ・コンバーシー氏、および取締役会によって承認されました。
ラファの紹介
ラファは2004年にオンライン小売り企業として設立され、世界中の人々に自転車のある暮らしの豊かさを伝えることをミッションとしています。以来、ラファはクラブハウスと呼ばれる直営店の展開も含め拡大してきました。現在は世界のサイクリングが盛んな地域23カ所と、期間限定のポップアップストア、移動式のモバイル クラブハウスで店舗展開をしています。
ラファは最高クラスの品質と最先端の製品開発技術、ロードサイクリングスポーツの文化と情緒を大切にするブランドとして認知されるようになっています。パフォーマンス トレイルウェアからプロツアーで勝利を納めているレーシングウェアまで、その高い品質を安定的に得るために、ラファは業界内でもトップレベルの提携先を選んでいます。ラファは、世界中に広がるグローバルコミュニティとして、22,000人を超える情熱的かつ活発なサイクリストが所属するラファ サイクリング クラブを創設。毎週のグループライドからチャレンジまで、様々なイベントを開催しています。2019年にラファはラファ ファウンデーションを設立し、世界中の団体に対して4百万ドル(約5億5000万円)以上の助成金を提供しています。これは、次世代のライダーやレーサーにインスピレーションを与え、力を与え、サポートすることに取り組んでいる団体を支援することを目的としています。2021年以降、これらの助成金のうち60%が、自転車界で過小評価されているグループである女性や有色人種に割り当てられています。ラファはブランド創設の地でもあるロンドンに本社を置き、アメリカのベントンビルにも拠点を有しています。2022年までラファはアメリカとイギリス、香港の3つのグローバル配送センターで運営して来ましたが、2023年の第1四半期中に、新しい3PLパートナーとともにイギリスの中央配送センターに統合しました。ラファは480人の従業員を抱えています。同社は、Rapha Racing Ltdの株式資本の100%を所有するCarpegna Ltd(イギリス登録)が個人所有しています。同社は多くの個人株主や企業によって所有されており、その支配株主はアメリカのLawrence Classics LLCです。ラファの取締役会を構成している5人の取締役は以下の通りです:サイモン・モットラム、ニコラス・エヴァンス、マシュー・ターヴァー、ショーン・クラーク、スチュアート・ウォルトン。ここに非業務執行取締役のデイヴ・チーズライトが加わります。
ラファの業務とサプライチェーンにおける透明性
現在ラファは、17か国(オーストラリア、カンボジア、中国、インドネシア、イタリア、日本、フィリピン、ポルトガル、ルーマニア、スペイン、スウェーデン、タイ、イギリス、アメリカ、ベトナム)にある44箇所のサプライヤー所有施設と22箇所の下請け施設を含む、世界中の31箇所のティアー1(完成品)サプライヤーと協力しています。ラファは、18か国(オーストラリア、カナダ、中国、デンマーク、フランス、ドイツ、香港、イタリア、日本、ポーランド、ポルトガル、韓国、スペイン、スイス、台湾、タイ、アメリカ、ベトナム)にある179の施設を含む、97の指定されたティアー2(織物や部品の製造)サプライヤーと協力しています。2023年1月までの1年間、私たちは下請け会社を含むティアー2サプライチェーンとティアー1サプライチェーンのマッピングを行ってきました。さらに私たちは9か国の現地調達先サプライヤーを81社追加しました:中国、香港、イタリア、ポルトガル、韓国、台湾、ベトナム。私たちのサプライヤーは、それぞれの分野でリーダーとして認識され、ラファの製品の方向性を決める上で、なくてはならない存在です。高い生産技術を有し、評判の高いラファのサプライヤーは、概して良好な労働環境を確保しています。ティアー1のサプライチェーンの従業員は36,513人、ティアー2のサプライチェーンの従業員は90,022人。これらの数字は前年比で増加しており、各サプライチェーンのマッピングを進めています。また、社会的および環境的パフォーマンスによってサプライヤーを評価するダッシュボードを利用し、内部報告も継続しています。これには、ラファが各サプライヤーに占めるビジネスの割合を監視することが含まれます。ラファが占める割合が増えるにつれて、ラファの責任レベルが上がることを認識しているためです。これにより、ラファが各サプライヤーにどのような影響を与えるかを理解し、それぞれの労働環境の福祉を保護することにつながると考えています。
2022年生産シーズン サプライヤーマップ
ティアー1 サプライヤー:青
ティアー2 サプライヤー:赤
サプライチェーンを含め事業をグローバルに展開する中で、暴力や虚偽の勧誘、強制などが発生するリスクがあることをラファは深刻に捉え、このような現代における奴隷労働を出来るかぎり根絶していく所存です。私たちは、素材調達に関連する各国の奴隷制リスクを理解しており、グローバル奴隷制指数を使用してそれらをランク付けしています。調達国の大部分は低リスクおよび中リスクであり、各国の現代奴隷制リスクに寄与する独自の要因を理解しようと努めています。発注数を割り当てる際に調達国における現代の奴隷制リスクを考慮していることを証明するために、調達国ごとの支出と現代の奴隷制リスクの評価を以下に示します。以下に表示される情報は、最新の生産シーズンを反映した直接的な金銭的関係があるティアー1のみを対象としています。
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発生率 – 160か国の現代奴隷制度の規模を測定。これらの1,000人当たりの発生率と人数に関する国家推定値は、現代奴隷制の個人および国レベルの危険因子を使用して計算されています。
脆弱性 – 160か国の現代奴隷制に対する脆弱性のレベルを測定。脆弱性モデルは、ある国の人々が現代の奴隷制に対してどの程度、どのような点で脆弱であるかを推定しています。
ガバナンスの問題 – 政治的不安定や政治的な権利、現代の奴隷制度に対する政府の対応、女性の身体的安全、規制の質、障害に関する職場でのハラスメント、危険な武器へのアクセスに関するデータを表します。
調達国の奴隷リスク | % 2023 比率 |
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高 | 0% |
中 | 84.37% |
中/低 | 2.19% |
低 | 13.73% |
私たちは、特定の現代奴隷制のリスクが各国の労働者のグループに付随していることを理解しています。顕著なリスクがティアー1およびティアー2のサプライチェーンのどこにあるかを特定するために、2020年私たちは性別の割合や移民および在宅労働者の人数のマッピングを開始しました。2021年において、ティア1の生産労働者のうち81%が女性であることを記録しました。また、他の脆弱な労働者グループのマッピングを継続することを目指しています。
ラファには、製品のサプライチェーン以外にも、オフィスや配送センター、クラブハウスでの清掃やメンテナンス、法律上のアドバイスなどのサービスを提供する「在庫をもたない」サプライヤーも存在します。2021年には、ラファのリペアパートナーから、非在庫供給チェーンのマッピングを開始しました。
2022年 特定された顕著なリスク
この期間中、世界の綿花サプライチェーンにおいて強制労働が行われたという報告が広く報じられました。
綿花のサプライチェーンは幅広く複雑であり、透明性を確保することが困難であることは広く認識されています。ラファはティアー4またはファームレベルで綿を直接調達していません。綿花の可視性と管理を確実にするためには、指定された信頼できるティアー2 サプライヤーと協力する必要があることを理解しています。2022年にラファは綿花調達方針を発表し、2023年までにGOTS(オーガニックテキスタイル世界基準)オーガニック認証綿に移行する計画を詳述し、指名されたティアー2パートナーを通じて、2023年の生産シーズンに向けたインパクトコミットメントを達成しました。GOTS認証は、ILO(国際労働機関)によって定められた最低限の社会的および労働基準を満たし、強制労働を含まない供給の透明性の確保につながります。
社会的および労働検証パートナーである『エレベート』との綿密に監視により、ティアー1の調達国において強制労働の事例はありませんでした。
サプライチェーンの価値と手順
人権のデューディリジェンスプロセス
ラファでは、我々のサプライヤーが基本的な倫理と価値体系を共有していると考えます。これらの価値体系は、倫理的貿易イニシアチブ(ETI)および強制労働のILO指標を含む国際労働機関(ILO)の基本規範に沿っています。すべてのサプライヤーと下請け業者は、ラファとのオリエンテーリング中にこのドキュメントに署名し、毎年更新するよう求められます。これには贈収賄防止、労働者差別、労働時間、結成の自由、児童労働に対してもカバーしています'。
新しいサプライヤーや施設で生産を行う前に、私たちは検証パートナーである『エレベート』と協力し、初年度に検証することを目指している『ヒッグインデックス FSLM』を通じて社会的および労働的な自己評価を実施しています。その後、サプライヤーと連携して、これらの高い水準の作業基準が維持されるよう努めています。
私たちはすべてのティアー1 サプライヤーと『マスターサービス契約』を展開しています。『マスターサービス契約』は、法律相談と併せて、『現代奴隷制』に関連する既存のポリシーの評価に基づいて構築されています。この『マスターサービス契約』は、私たちの『行動規範』を拡げて更に強くするとともに、『現代奴隷法』に関する状態と労働環境のポジションをより良いものにすることにつながります。これは、納期やコスト契約に関して、各サプライヤーにサポートと安定性を提供するように設計されています。一方で、各サプライヤーの下請け契約はラファによって承認される必要があります。これはすべてのティアー1およびティアー2の下請け業者をマッピングする取り組みにつながります。このドキュメントは進行中のサプライヤーパートナーシップ契約に欠かせない存在です。このドキュメントに同意する意思がないサプライヤーとは契約を行いません。
2019年、潜在的な人権と現代の奴隷制のリスクを特定するために、私たちはサプライヤーチェーンの詳細なレビューを実施しました。知識と経験に基づいて、社会監査プロセスをゼロから再設計しました。監査基準の選択プロセスにおいて、『ETI基本コード』および『ILO協定』を満たすサプライヤーの能力を評価する際の徹底性と正確性に基づいて、主要な社会監査基準を評価する方法を作成しました。
私たちは監査チームがどのように構成されているか、また、監査の実施日数や収集された情報の質など、監査がどのように実施されたかを理解するために、各監査基準へのインタビューを実施しました。サードパーティの監査人によって収集されたデータを信頼するには、経験に基づいたバイアスが結果に影響を与えるのを防ぐために、情報の整合性を評価する必要があることを認識しています。プロセスを進めるための最良の方法は、情報を収集するために使用する自己評価ツールをサプライヤーに提供することであり、それをブランドが照合して使用し、独自の分析につなげることであると結論付けました。この方法により、各施設はブランドが要求する複数の異なる監査基準を満たす必要がなくなり、是正措置と能力開発に力を注ぐ時間を増やすことができます。ここで使用されているツールは、施設社会労働モジュール(FSLM)です。これはワールドリー(元ヒッグインデックス)の一部であり、2019年に正会員となったサステナブルアパレル連合(SAC)のメンバーシップを通じてラファに提供されます。FSLMは、独立した組織である労働環境基準統合プログラム(SLCP)によって開発されたコンバージド アセスメント フレームワーク(CAF)に基づいています。その目的は、比較可能な高品質で検証済みのデータを生成することです。FSLMは毎年更新されます。独立して作成された自己評価の検証は、vFSLMと呼ばれる第三者パートナーの『エレベート』によって実施されます。これにより、フラグ付きの重要なアクションポイントのリストが提供されます。これらのポイントは、サプライヤーが修正に取り組む必要がある『クリティカル アクション プラン』に追加されます。重要な対策の解決は、翌年のvFSLM(検証済み強制労働感受性材料)によって評価されます。
2020年の会計年度では、このプラットフォームを利用して、サプライヤーに社会的監査を集中させることとしています。この監査が完了後、ラファはこのデータを利用し、サプライチェーンの人権リスクの全体像を明らかにし、必要に応じて是正措置と能力開発を実施します。
2022会計年度中に調達された2023年の生産シーズンについて、ティアー1サプライヤーの施設のうち15か所がヒッグインデックスFSLMの評価を受けました。76%だった前期間と比較すると、生産された製品の85.7%を占めました。
ラファはFSLMとFEMをティアー2の21箇所の施設で展開しています。これは2023年のビジネス全体の67%に相当します。
ラファは、いくつかの戦略的なティアー1サプライヤーや、特別な製品リリースのため多くのコラボレーションパートナーと協力しています。前の期間中に、私たちは、行動規範が確実に守られるように、コラボレーションパートナーとの交渉を強化する必要があることを認識しました。これには、ブランドがILO協定に基づくサプライヤー行動規範、正式な社会的責任プロセス、サプライチェーンの透明性プロセス、現代の奴隷制に関する公の声明、および国連グローバルコンパクトの認識を持っているかどうかを要求する社会的および労働的チェックリストの定義が含まれています。長期的なコラボレーションパートナーがラファ製品を製造するサプライヤーを統合してティアー1サプライヤーになる場合や、1回限りのサプライヤーに対して、ヒッグFSLMまたはラファがその遵守に基づいて承認する社会監査を提供することを求めています。これによりラファはILO協定に準拠し、ITCサステナビリティ マップによって信頼できるサステナビリティ基準として認識されていることを確認します。ラファは、発注する前に、社会的および労働コンプライアンスのチェックリストに基づいて潜在的な新しいコラボレーションパートナーを精査します。こうして当社と価値を共有できないブランドとの関係を回避します。
トレーニング
この期間中、私たちは倫理的な取引イニシアチブから推薦された外部の専門家とともに、責任ある調達のトレーニングを設計し、実施しました。調達プロセスに関与するすべてのチームメンバー(財務、商品企画、サプライチェーン、製品オペレーション機能など)に対して、それぞれ6時間のトレーニングを実施しました。トレーニングでは、倫理的な取引、サプライチェーン内の現代の奴隷制度を含むリスクに関する実践的な認識、それに対処する方法、調達の実践の役割や購買の意思決定がサプライヤーに与える影響、サプライヤーとの取引における良い実践の探求、そして倫理的な取引をビジネス全体の日常的な実践の一環として組み込む方法についてカバーしました。
サプライチェーンのサステナブルチームは、SA8000認定の主査となるための1週間のトレーニングコースに参加しました。このトレーニングにより、チームはSA8000基準に関する貴重な知識と洞察を得ることができました。現代のサプライチェーンにおける児童労働や強制労働の具体的な発生方法についても詳細に学ぶことができました。
公約&と説明責任
2020年、私たちは新しい『インパクト&サステナビリティ ウェブページ』を介して、2023年までに年間生産量の90%以上をヒッグインデックスFSLMを使用して測定するという目標を発表。実際に、2023年末までの年間生産量の90%をヒッグインデックスFSLMを使用して測定する見込みです。私たちは、人々と地球の両方への影響を測定するために、あらゆる種類のヒッグインデックスツールを使用して、サステナブルアパレル連合(SAC)内の『リーダーメンバーレベル』を目指すことを公約しました。
私たちは、ラファ社内およびサプライチェーン全体のすべての人々の福祉と長期的な発展を確保することを約束しました。また、製品の製造過程を透明かつアクセスしやすい形式で共有することによって、それを実現することを目指しています。2021年には、サプライチェーンの開示におけるベストプラクティスとしてODSASガイドラインを使用し、AW22ボリュームの97.65%に対して、行動規範とティアー1サプライヤーリストを公開しました。
私たちは、2022年から毎年『影響レポート』を発行することを計画しており、これらの目標に責任を持つことを約束しました。2022年の影響レポートは『ラファの影響レポート2023』でご覧いただけます。2023年の影響レポートは今年後半に公開される予定です。
ラファは2022年第1四半期に倫理的取引イニシアチブの創設メンバーとなりました。ETIは人権のベストプラクティスを推進することで認められたリーダーです。私たちは、事業における完全な人権リスク評価を実施し、顕著なリスクを特定し、その改善計画の概要を説明していきます。これを『人権デューデリジェンスポリシー』として形式化し、サプライチェーンからの苦情を処理する仕組みを実装します。この私たちの行動の有効性を評価するために、現代の奴隷制に関連するサプライチェーンのKPI(重要業績評価指標)を特定し、改善の目標を設定します。また、vFSLMの評価から得られるますます広範なデータを活用します。
サプライヤーとの関係
創業以来、ラファは多くのサプライヤーと信頼関係を築いてきました。サプライヤーとの関係を健全に保つため、たとえどの様な場所でも、我々のスタッフとサプライヤーはあらゆる年功序列に関わらず、差し向かいで話し合うことを奨励しています。各サプライヤーがキャパシティと人材規模を効果的に計画できるように、私たちは定期的に発注予測を送信し、広範なビジネスモデルの方向とラファの予測される成長についてサプライヤーにアップデートを行なっています。非現実的なコスト目標と納期、現代の奴隷制を引き起こしたりそれに寄与する可能性のある要因を回避するために、サプライヤーとのオープンな話し合いを推奨しています。私たちは、生産から購入に至るまでの透明性を高めるために、すべての製品の供給方法の標準化に取り組んでいます。我々は定期的にサプライヤーを訪れ、工場や施設を巡回します。これにより、定期的に施設のコンディションを直接評価することができるようになります。私たちのスタッフは、我々が許容できると考える基準の高さを強く認識しており、訪問からのフィードバックは、サプライヤーが継続的にこの基準を遵守することに貢献しています。新型コロナウイルス蔓延に伴う渡航制限により、世界各国のサプライヤー訪問に支障をきたしました。その代わり、vFSLMの目標に向けて、各地域の監査人が私たちに代わって施設を訪問することに重点を置き、ビデオ通話を通じてサプライヤーとの緊密な連絡を維持することに取り組みました。現在まで、悪条件での労働環境が発見された例はありません。
さらなるティアー1とティアー2のサプライヤーとのコミュケーション、改善への取り決めと報告義務は、我々のサプライチェーンチームによって手分けして担当されています。これらを順序立って、品質検査、社会監査することで、サプライヤーから提供される可能性のある不平不満をサプライチェーンチームの担当が包括的に理解します。サプライチェーンとの密接な関係が、コミュニケーションの基準を高くしていくのです。さらに、新しく効果的な働き方に対応していく能力も与えてくれます。
私たちの働き方についてフィードバックを得るために、ティア1との間で年次のサプライヤーアンケートを実施しています。この期間中、指定されたティア2のパートナーも含めて、この取り組みを拡大しました。アンケートの結果により、私たちは年々のパフォーマンスを追跡し、発注リードタイムや修正などのサプライヤーに悪影響を及ぼすプロセスを特定することができます。ベターバイイングイニシアチブの手法により、この調査では、サプライヤーに以下のカテゴリーでラファを評価してもらうことを求めます。
- 計画と予測 - デザインと開発 - コストとコストの交渉 - 調達と発注の支払いと条件 - 購買プロセスの管理 - ウィン-ウィンの持続可能なパートナーシップ
ラファがビジネスで成長していくにつれ、製造元としての責任を果たす必要があると認識しています。昨年、ラファのサプライチェーン ディレクターはサプラ チェーン &サステナビリティ ディレクターに昇進しました。このディレクターは、サステナビリティ マネージャーとサプライチェーン サステナビリティリード、およびより広範なサプライチェーン チームの他のメンバーによってサポートされています。
将来の展望
2022年の初めにETIのメンバーに加わった私たちは、今後1~2年以内にこのプログラムを完了することを目標に、ETIの学習および実装コミュニティ (LIC) に取り組んでいます。
2022 年中に、ラファはサプライヤー出張を再開することができ、主要パートナーとの関係を引き続き強化するため、多くのティアー1の戦略的なサプライヤーを訪問し、サプライチェーン サステナビリティ チーム内の認定SA8000主任監査人がベトナムのサプライヤー2社を訪問することができました。
この声明を作成している現時点では、SACとの公約責任&に関して、私たちはプログレッシブプラスのレベルにいます。
ダニエル・ブルミア氏とフランソワ・コンバーシー氏、共同マネージングディレクター