エレン・ペイジ リーチ コレクション
新鋭のアーティスト、エレン・ペイジ リーチは、彼女が生まれ育った美しい海辺の町からインスピレーションを得た彼女独特のスタイルをラファ最新の女性向け限定版コレクションに投入しました。コレクションは、先行でRCCに7月26日(火)、一般は7月27日(水)に発売。
『私は、ブリドリントンからブレンプトンにわたって広がるウォルズやチョークの崖を縫うように走る田舎道に囲まれた、東ヨークシャーの海沿いで育ちました。洞窟や入江、潮溜まりや崖が散りばめられた海岸線は、夏場、数千の海鳥の住処となります。私は、あまり海から離れたところに住みたくはありません。海の美しさとそこから得られるインスピレーションは無限ですから』。
なぜこのような景色が、常にエレンのアートワークのインスピレーションになっているのかを理解するのは難しくありません。このような景色に囲まれているからこそ、彼女は、自然界と見落とされてきた東ヨークシャーの海岸線の美しさに気がつくことができたのです。
ファルマス大学をファインアート専攻で卒業したエレンは、現在フルタイムでアーティストとして仕事をしています。彼女のクリエイティブプロセスは革新的で、写真は完成形の土台となるのですが、デジタル機器を使ってその写真を素材としてバラバラにします。
『私の作業はいつもデジタル写真からスタートします。アートワークを制作するとき、記憶に残したい形や色彩に集中しながら、景色の中の瞬間をカメラで撮影していきます。このコレクションは、ヨークシャー海岸線の陸と海の動きを中心にしたかったので、夕暮れ時の写真の様々な眩い色を使いました』。
オリジナルを崩して新しいものを作ることで、それぞれの作品で不完全さの美しさが際立ってくるのです。この技巧は、予想だにしない、同じものが1つとして存在しない作品を生み出します。『スクリプトやコードを使って制作するというのは、出来上がるものを予測することができないし、納得いくものができるまでにすごく時間がかかるのですが、これがいつも一番楽しい作業なんです』。
この特別版コレクション自体も、まったく予想だにしない状況から生まれました。様々なところへ旅をし、訪れた場所をモチーフにした制作を行なってきた彼女は、近年困難に直面しました。
『パンデミックで完全にそれがストップしました。新たな仕事の仕方に慣れるしかありませんでした。海辺に住んでいたことがラッキーでした。私はこの時間を自宅玄関すぐ外の景色と再び繋がることに使いました。このコレクションに使った2つのプリントは、ソワービーからフランボローヘッド、べンプトンクリフまで続く海岸線の写真をいくつも使用して作りました。このエリアは隠れた美しさの宝庫なんです。ロックダウン期間中以前は、これほどまでにこの美しさに目を向けたことはありませんでした。
『壁にかける平面のアートワークで終わらない、実用的なキットになるアートワークを制作する機会を持つことができ、本当に嬉しく思っています』。
『これが女性たちが外に出るインスピレーションになることを願っています。サイクリングは自分の周りの環境をより良く知ることができる素晴らしいものです。そしてこのコレクションは、これまで「不完全」として見逃してきたものにも美しさがあることにスポットライトを当てています』。
エレン・ペイジ リーチ コレクションは、7月26日(火)にRCC先行販売、7月27日(水)に一般発売いたします。お待ちの間、新入荷のラインナップをどうぞご覧ください。